クレーターニキビ跡に対する効果

ベルブランはクレーターニキビ跡を治す効果はあるのか?どのくらいの期間で効果が感じられるのか?

ベルブランのクレーターニキビ跡に対する効果

重度(真皮層が破壊された)のクレーターニキビ跡の場合は、残念ながらベルブランでは治すことができません。これはベルブラン治せないというよりも私が知る限りどんな優れたニキビ跡ケア用品であっても治す効果はありません。「逆に治す効果があります」といった記載がある場合は疑いの目を持った方が良いかもしれません。

クレーターニキビ跡ができる原因は、次章の「クレーターニキビ跡ができる原因」で詳しく記載していますが、ニキビが悪化し肌内部で炎症が長引いたことにより肌のハリや弾力を維持している真皮層が破壊され、肌表面に凹凸ができてしまいます。

真皮層が破壊

よって、クレーターニキビ跡を治すには、破壊された真皮層を修復する必要があります。しかし、ベルブランを含む一般的なニキビ跡ケア用品では破壊された真皮層を修復する効果はありません。それどころか、人間の肌細胞はとても密に構成されており、こういったケア用品の成分は表皮の更に上層部分しか浸透しないと言われており、表皮の更に奥にある真皮層に働きかけることは到底無理なのです。

うるおい成分の浸透範囲

では、クレーターニキビ跡は諦めるしかないのか?

決してそんなことはありません。ベルブランでもクレーターニキビ跡を根本的に治すことは無理でも目立たなくすることは可能です。

ベルブランでクレーターニキビ跡を目立たなくすることは可能

クレーターニキビ跡の根本原因を改善することはできませんが、ベルブランでニキビ跡ケアをすることにより、肌表面に潤いが与えられふっくらとした肌細胞が構成されます。これにより、大きく凹凸したクレーターが縮小し目立たなくする効果が期待できます。

ビフォーアフター

クレーターニキビ跡ができる原因

白ニキビや黒ニキビは、毛穴内部だけで起きている軽度のニキビですが、ニキビが悪化し赤ニキビや黄ニキビ、紫ニキビといった炎症を伴うニキビにまで進行すると、肌の奥に徐々にダメージを与えていきます。そして、悪化した状態が長期間続くと、肌の奥底にある真皮層にまでダメージが及びます。

この真皮層は、ヒアルロン酸やエラスチン、コラーゲン線維、線維芽細胞などから構成されており、肌表面のハリや弾力を保っている重要な部分です。

真皮層

この真皮層が炎症ニキビによりダメージを受けると肌表面のハリと弾力を維持できなくなり、肌表面が陥没してしまいます。更に厄介なのが、炎症ニキビで傷められた表皮細胞は人間の持つターンオーバーの機能で新しいものへ再生されるのですが、真皮層に関してはほとんど再生されることはありません。それは、セルフケアや自然治癒でクレーターニキビ跡を治すことが困難ということを意味します。

クレーターニキビ跡の治療方法

ベルブランや一般的に販売されているニキビ跡ケア用品では、「ベルブランでクレーターニキビ跡を目立たなくすることは可能」の章でも記載しましたが、せいぜい目立たなくする程度です。クレーターニキビ跡を根本的に改善するには、レーザー治療やヒアルロン酸の注入など専門的な治療が必要になります。クレーターニキビ跡を根本から改善したい場合は、皮膚科などの専門医の方と一度相談してみて下さい。

クレーターニキビ跡の予防方法

クレーターニキビ跡を予防する方法は、一番はやはりニキビができている期間のケアが重要です。特に以下の2点には気を配るようにして下さい。

  • 赤ニキビや黄ニキビ、紫ニキビと言った炎症ニキビに悪化させない。
  • 炎症したニキビができてしまった場合は、早急に炎症を抑えるようにする。

赤ニキビや黄ニキビの段階ではまだ、セルフケアだけでなんとかしようとされる方も多いかもしれませんが、できる限りセルフケアと合わせて専門医にも診てもらうことをお勧めします。